レスポール弦交換

タイトル・・・レスポール弦交換って書いちゃったけど、そもそもレスポール・モデルでもない日本のGrecoというメーカーのギターがうちにありまして、江川さん(ビックE)のギターなんだけど、数年前からずっと使わせてもらっています。もともとフェルナンデスの4,000円で買った怪しいギターしか持ってなかったんだけど、このギターがうちに来てからはアームを使いたいとき以外は全部こっちのギターで弾くようにになりました。しかし、オクターブ・チューニングが悪い!でもまぁ、ほぼ録音でしか使わないので、その都度チューニングすれば問題ないかと思い、そのまま使ってました。

さて、何年使ったかわからないですが、少なくともGOMES THE HITMANの「SONG LIMBO」あたりからはこのギターで録音してる気がするので、3,4年、いやもっと長く使っていると思います。ただ今回、ふと気づいたのですが、今までこれ弦を変えたこと無い!たぶん。そんなわけで、今回たぶんはじめてこのギターの弦を変えるという作業をやってみました。

まず、弦を外してみたら(普段全部いっぺんに変えないのですが、今回は掃除もしたかったので)

あれ!ブリッジのところって取れるんだ!

という、完全に初めての体験。まったく構造を知らなかった。そして、取ってみたら、どっち向きについてたか忘れてしまった!

なるほど、ブリッジの下のネジ、くるくる回すと高さが変わるんだ・・・

そして外してしまったブリッジとテールピース。うーん、どっち向きについてたか忘れたけど、ネットでレスポールの写真を見ると、だいたいこの向きかな・・・ネジがネック側・・・みたいな。そして、サドルの向き、無茶苦茶じゃない?どういう仕組?

そしてせっかくだから、全部外して掃除しました。メチャクチャ面倒くさい。ギタリストは大変!ギタリストは自分で掃除しないか・・・。この透明のプラスチックの部品、なんなんだろう?このバネって要るのかな?と、わからないことだらけだけど、とりあえず、ネットで普通のギターの写真を見ながらもとに戻してみる。

これが正解だよね・・・と、言う感じで、ギターに戻して、新しい弦を張ってみたら・・・

弦高が低すぎて音がでない・・・そうか、さっきブリッジの下のネジを適当に回してしまったので、弦高がわからなくなってしまった。面倒臭すぎる・・・この調整。いちいち弦をほとんど緩めてブリッジの高さを調整して、弦を戻してチューニングして弾いてみて、まだ低いとか高いとか・・・そして、1弦側と6弦側の調整・・・ホントに面倒臭すぎる。

まぁ、でもやっとの思いでどうにか調整しました。たぶん普通の弦高に戻った。そして弾いてみたら、まぁまぁいい感じ!すでにメインギターだけど、これからも使っていくぞ!という感じです。でもせっかくなんでオクターブを合わせようと思い、確認してみたところ・・・全然合ってない。

でも、ネットいろいろ見てるときに、サドルの向きで大まかに変えられることがわかったので、そもそも向きが逆なんじゃないかと思い、ブリッジごと向きを変えればいいのかも!と思い、頑張って変えてみたら

あ、そうか、向き変えてもサドルの位置が変わらないのか!何言ってるのかわからないかもしれないけど、ブリッジのネジがネック側だったのを逆に変えたらサドルの位置が変わるような気がしたけど、同じだった・・・

結局サドルを外さなければいけないのか!

これが逆の状態。結局、全部サドルを外して向きを変えてつけなおし。面倒くさい!でも、もうだんだん慣れてきた。

そして、こうしてみると、6,5,4弦のオクターブがだいぶ合ってきた。ネジで調整で良くなるレベル。でも、これで1,2,3弦を弾いてみると合わない・・・どういうこと!?って思いながら、結局解決策は

うーん、こんなの見たこと無いけど、多分間違ってるけど、でもこれならオクターブが合う。ネジの微調整でだいぶ合わせられる。

というわけで、ネットで見る写真と完全に違うルックスになってしまったけど、オクターブ・チューニングが合ってる方を選びたいので、これにしました。実際、気にならないレベルで弾けるようになりました。

ちなみに、今回気にならないレベルでオクターブ・チューニングを簡単にやる方法を見つけたので、書いておきます。今までは普通にハーモニクスと実音を比べてチューニングしてたけど、面倒くさいし、いまいちうまく行ってる気がしない。結局、例えば5フレットあたりでチューニングが合ってる状態で適当なフレーズを弾いてみて、オクターブ上の17フレットあたりで同じフレーズを弾いてみてキレイにオクターブ上がっていたらOKという方法が良いと思いました。フレーズと言っても、ほぼ音階を弾いてるだけど、オクターブが合ってないと、上で弾いたとき、ちょっと気持ち悪くなるので、その弦を直していけば良いということですね。

ちなみに、サドルの位置は、オクターブ上がったときに音程がうわずってたらサドルを後ろにさげ距離を長くし、音程が低かったら手前(ネックより)にずらして距離を短くして音程を上げる・・・という仕組みですね。結構簡単ですよ。

というわけで、このギターの活躍をそのうちお聴かせ出来る機会があると思います。

しかし写真撮ってみると、ピックアップあたりのプラスチックの色が汚いなぁ・・・どうやったらキレイに出来るんだろう?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました