Buffalo ’66


プロガー(プログレファン?)にはお馴染みのBuffalo ’66という映画を今更見ました。なぜ今まで見てなかったかというと、興味が無かったからです。で、なぜいまさら見たのかというと、興味を持ったわけでもなく、なんとなく見てないのもなんだなぁと思っただけです。で、やはりこういう映画だし、音楽の使い方、選曲が抜群!とかいうものだと思うのですが、それがなんと別の意味で音楽の使い方が抜群!
何故かみんな知ってるYESの”heart of sunrise”、CMでかかってたのかな?もう曲名よりBuffalo ’66の方が有名でしょう・・・って感じですが、このYESの名曲「燃える朝焼け」、大仰なリフのわりには盛り上がらない、割と退屈な曲として有名です。だって、サビの”sharp! ジャーン!distance!ジャーン!”ってところなんて、全くインパクト無いでしょ?
で、ギャロの凄いところは、この退屈な曲が、いかにも凄いかっこいい曲に聴こえるように、緊張感のある間奏からギターがフェードインしてきて、あのリフになだれ込むところを使ってる!歌が入らないように!コレだけ聴けば、なんてカッコいい曲なんだ!そう、ギャロは音楽の使い方が抜群なのでありました。

さて、そんな映画は置いておいて、今回は(も?)二本立て、もう一本は普通の映画ファンなら誰でも知ってるスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」。これもまた初めて見ました。観たことあったかも知れないけど、完全に忘れてる。これがまたとんでもない映画です・・・Buffalo ’66を観た後だと、なんというかケタが違う・・・いろんなことが凄すぎる。音と映像(もちろんテレビで見てるので、一部しか見れてないですが)が凄すぎる・・・なんというか、1968年って凄い!という感じです。例えばPink FloydやCANがポップに思えてくる・・・キューブリックで言う、シャイニングや時計じかけみたいな感じに思えてくる・・・ので、この映画は音楽に例えると何だろ???サイケと現代音楽を突き詰めたような映画の様な印象です。ハッキリ言って、よくわからないので面白いかどうかはわからないけど、何なんだろう???って感じと凄さはよく出てる。なんでこの映画こんなに有名なんだろう?やっぱり映像が凄いからか・・・?カルト映画にしか思えない。
ところで、二本立てと言えば意味はわかるけど、よくロードショーなどに使われる、「同時上映」は違うだろ・・・それこそ同時に上映したら・・・

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