GOMES THE HITMAN『slo-mo replay』

はい、いまゴメスのこのCDの発売に合わせてツアー中です。というか、名古屋、京都、神戸とライブをやって残すは東京なのですが、ツアー中、ボーカルの山田といろいろ話をしてたりして懐かしいことをたくさん思い出したりしております。

このCDは簡単に言うと、GOMES THE HITMANが97年ころインディーズ盤としてリリースした「GOMES THE HITMAN in arpeggio」と、次の「down the river to the sea」をほぼ同じ曲を録りなおして今つくったアルバム（結局２枚組）です。

なんか最初、半分ライブみたいな感じで録っておこうよ、って言ったんだけど、思ったより本格的に録音が進行してしまい、ほぼ普通に新譜を作った・・・みたいな感じになってしまいました。というわけで、結構いい感じだと思います。２０代のときに聴いてた人も、軽い気持ちで別バージョンとして楽しんでほしい。そして、聴いたことない人にとっては、そこそこいい感じの邦楽ポップスに仕上がってると思います。

ツアー中の山田のMCなどでも話された話だけど、私はそのインディーズ盤には参加してないので、どの曲もたぶん初録音。言ってしまえば、フレーズも９０％当時のベーシストの遠藤のフレーズを再現してます（遠藤ごめん、覚えてないところ適当に弾いちゃった・・・）。でも当時のインディーズ盤が出たわりと直後から自分が遠藤に変わってベースを弾いてたし、どの曲も結構ライブで演奏してた曲なので、録音は割とスムーズでした。

で、ツアー中に、自分がGOMESに入ったきっかけなんかも思い出したりしたんだけど、今さっき急にGOMESに入る前に実は録音を手伝ったことを思い出した。すごくかすかな記憶なんだけど、インディーズ盤の録音の前、まだカセットとか作ってた頃、なんか大塚あたりのスタジオに録音の手伝いに行った記憶がある。結局その音は残ってるのかどうか知らないけど、当時自分はまだMELT-BANANAのドラマーだったけど、MELT-BANANAもカセットMTRとかで音源を作っていたので、そのノリでGOMESの録音の手伝いに行ったんじゃないかな・・・

当時、どこから手に入れたか忘れたけど、SONYのステレオのエレクトレットコンデンサマイクを持っていて、（まだ普通のコンデンサマイクなど持ってなかった）それで、ドラムをステレオで録るといい感じ・・・というそれだけのノウハウを持ってた気がする。なんか、今作、一通りベースは弾いてるけど、考えてみたら、自分ってゴメスって録音を手伝うところから初めたのかも・・・そんな気がするんだけど、この記憶は合ってるのかどうかわかりません。

とりあえず、たぶん流通もされるし配信もされる音源ですが、来れる人はレコ発に来て買ってってください。

もうほとんど終わってるライブツアーの告知でした。

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