譜面の話

さて、明日、石橋さんのリハに行くので、譜面を探してチェック!
レコーディングの時に使ってた譜面と、仮ミックスを照らしあわせて・・・変更点などの確認をしてるのですが、譜面の書き方って音楽によって変わるなぁ・・・とつくづく思います。
多くの場合、本人にもらった楽譜から、自分用に書きなおしたりする場合が多いので、もらった楽譜をそのまま・・・ってのは最近ないのですが、特に石橋さんの場合、自分で書いた譜面にちょっと変わった特徴が出てきます。
そもそも私が、というか、ベースの場合は大抵リード・シートというかマスターリズム譜というか、まぁ、つまり五線譜ではなくコードと構成がわかるものを書く場合が多いのですが、まぁ、普通の音楽の場合、それにリハーサルマークというか[A][B][C]みたいに区切っていき、Aメロ、Bメロ、Cメロ、バンプ?とか[Inter]とかギター・ソロとか、やって、リピートマークつかって、D.S(ダル・セーニョ)とか書いて、コーダとか書くと大体曲の構成になるので、それでOKです。フレーズを書く必要がある場合があるので、五線紙に書くこともあるのですが、まぁ、適当なノートでも大体OKです。
さて、それでもって、石橋さんの譜面・・・まず特徴的なのが・・・とにかく拍子記号が多い!これまたメンバー間(パート間)でリズムのとり方が違うことがある(ポリリズムとかね)ので、私の譜面は私専用なのですが、3/4、4/4、6/4、5/8、2/4、5/4、7/4などの拍子記号がとにかく多い!他の音楽はわりと最初に一回しか出てこないし、大抵4/4なので、書かないことが多いのですが、石橋さんの音楽は下手すると小節ごとに書いてます。MACHINE AND THE SYNERGETIC NUTSも変拍子を使うことがあったのですが、拍子が頻繁に変わることはあまりなかったのですが・・・。石橋さんの場合、逆に、流れで拍子が変わってるからトリッキーには聴こえないのですが・・・演奏者はなかなか集中力が要ります。
特に変わってるのが、5/8、7/4みたいに、フレーズごとに分母が変わってしまうパターンです。これはなかなか普通ないのですが、石橋さんの音楽は結構多いです。私の場合、左足などで4分音符の数えながら・・・必要に応じて左足の動きが8分音符(大抵奇数だから必要なのですが)にして、数を合わせて演奏してます・・・
そしてもうひとつの特徴が・・・普通のリピートマークやD.Sが使いづらい。そんなに構成が単純ではありません。リハーサル・マークも[A][B][C][D][E][F][G][H]くらいになることもあります・・・もちろん[A]のちょっと変化したバージョン[A]’なんてのもあるのし。
というわけで、これから演奏するのが楽しみです。なんか難しいこと出来た!っていう楽しみとは別なんだよね。やってみなきゃわからないかもしれないし、メンバーでないとわからないかもしれない。

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