ライブハウスって音悪いね、って思えるくらい悪いライブハウスがいくつかある気がしてます。音楽はやっぱり生、そして生の音は最高なんて思ってる人、いるとおもいますが、その環境によっては結構劣悪なんじゃないかなぁ。自分が演奏してきた、わりと音量が大きい系のライブハウスの音ってホント悪いよね。まず、先月くらいに見に行った爆音で有名な都内有名ライブハウス、キャパは200人くらいかな。友人のバンドのいくつか前から観てたんだけど、まぁ、演奏してる音楽もしょうもなかったけど、音が劣悪すぎて聴くに堪えないw。とにかく演奏の良し悪しは別にして何かしら自分たちのやってる音楽を伝えようとしてると思うんだけど、そもそもライブハウスのPAやライブハウスの環境を作ってる人は、そのことを考えてるのか?って思うくらい、音楽性を全く考えてないかのような強烈な爆音でただ垂れ流してるPA。救いようがない。目当ての友人のバンドもよく知ってる音楽だから、音の酷さがよく分かる。友人なのでかなり贔屓目に聴いて、新曲がどんなだか想像し、一応楽しんだけど・・・。その後に出てきたバンドたちもまず、無駄に音がデカくされてしまってて、客として観てる側はほとんど拷問だと思う。確かに、その後に出たバンドのいくつかは、面白そうな音楽をやっていた。でも音がでかすぎて、聴いてるのがつらい・・・たぶん、演奏者の問題ではないと思う。というか、そのハコに出ることを決めた演奏者のせいでもあるけど、とにかく、音楽を聴く環境ではないし、そんなのがライブだと思われてたら、ライブファンなんてほんと数限られた変な趣味の人達に限定されるんだろうなぁと思う。
実際私もよく音のでかい系のライブハウスに出るんだけど、さっきの例とは別の都内の有名な爆音のライブハウスいくつか・・・。昔はその環境が文化を作ると思ってたから、大音量に耐えてたし、お客さんがいやがってもしょうがないと思ってた。でも、今となっては、音楽を演奏したいし、音楽を楽しんでもらいたい、なのにライブハウスの環境は極悪だなぁと思う。とにかく音が酷い。でも、すごいなと思うのは、私が極悪だと思ってるライブハウス(・・・7件くらい?)でも上手く音をだしてるバンドも、たまにいる。バンドがわかってれば対処のしようもあるのかもしれない。あと、音楽による部分は大きいと思う。たとえば、ギターが1本ならまだ音がちゃんと分離できるけど2本になるともうどうにもならなくなってしまうライブハウスとか、ベースのローが出てるとどうにもならなくなってしまうライブハウスとか、ドラマーがパワーヒッターじゃないとどうにもならなくなってしまうライブハウスとか。だから、ドラマーがパワーヒッターで、ベースが軽くてギターが一人のバンドならいい音がするライブハウス・・・とかね。
音のでかいバンドの場合、ステージが狭いと全くどうにもならない。アンプのチョイスがよければ救われることもあるのだろうけど、だめだともうどうにもならない。モニターから音を返しだしたりすると、もう救いようがなくなる。楽器の音量とスペースの関係ってとても重要なことだと思うけど、ライブハウスは良い環境が作りづらい・・・。
まぁ、グダグダ書き始めてしまったけど、ようは自分がドラムを叩いてる奇形児に関してなんですが、ハッキリ言ってどこのライブハウスでもやりづらい。ハードコアとかパンクなんだから贅沢を言っちゃいけないのだろうか?対バン形式だから文句言えないのだろうか?まぁ、実際文句言ってないんですけどwちなみに、音だけの問題じゃない。楽屋が嫌いだったり環境が嫌いな面も大きい。でも、それは我慢するしか無いかもしれないとも思ってる。でも音に関して、改善する気はライブハウスには無いのだろうか?ドラムやシンバル、PAやモニター、ギター・アンプ、ベースアンプなど、工夫がされてると思ったことが無い。まぁ、普段奇形児が出てるライブハウスは、音なんて関係ない、みたいなスタンスの場所かもしれないし、聴きに来る人も音なんて関係ない、とか、出演者も9割が音なんて関係ないって思ってるようなところなのかもしれないね。
ちなみに、こういう事思うのは、基本的にドラムの時ばかりで、ベースの時はあまり困ることがない。あってもツアー中、つまり東京じゃない時に、このベースアンプじゃ・・・どうにもならない・・・ってことがたまにある程度。ドラムはホントひどい・・・ツアー中とか「このドラムじゃもうライブやる気なくなった・・・」とか、普通にあるし。
結局、自分は今まで所謂パンク系のライブハウスに出るようなバンドと関わり続けてきたけど、パンク系のライブハウスが性に合わないってことなんだよね。でも、それって、パンク系だからどうでもいいって問題じゃないと思うんだけど。たとえばトイレがメチャメチャ汚くて臭いとかさ。これもパンクの人たちは気にならないのかな?
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