ベスト・オブ・フィジカル・グラフィティ2枚目


最近ブログを書いてないですが、前々から書きたかったことを書きます。事の発端は、「もう死んだ人たち」のバイオリニスト、「ストラディバリウス」こと波多野敦子さんが、LED ZEPPELINのPhysical Graffitiってあまり二枚目を聴いてない・・・という話をしたのですが、それってどういうことかというと、二枚目には代表曲が入ってない、という話だったのです。私は、そんなバカな・・・と思ったのですが、確かに考えてみると、わりとよく話題に出る曲は1枚目に入ってる。で、「二枚目って目玉曲が無いよね?」みたいなことを言われた時に、「何をおっしゃる!ワントン・ソングがあるじゃないか!」と言ったんですが、どうも波多野さんはワントン・ソングを把握してないらしい・・・
ちなみに、私はLED ZEPPELINのヘビー・リスナーではないですが、フィジカル・グラフィティはZepの中でも、おそらく1番か2番に好きなアルバム。そして、そこそこ良く聴いてたアルバムなのですが、確かに全体的には覚えてない曲(曲名がパッと出てこないレベル)が幾つかあるなぁ・・と。で、よくよく考えてみたら1枚目は全曲、ぱっと曲名だけで曲が思い出せるけど、2枚目には思い出せない曲もある。そんなわけで、ここ数日は、フィジカル・グラフィティの2枚目だけ聴く、というのをよくやってみました。時には友人も巻き込んで・・・
そこで、今日は私の中のフィジカル・グラフィティ2枚目ベスト10を発表します。(どーでもいいですね)

第一位 The Wanton Song
 間違いなく2枚目で一番好きな曲。なんといってもシンプルでメチャメチャカッコイイ、ジミーのリフ。そして、ボンゾの特徴が最大に生かされたドラム・パターン。そして、なんとも凄いことに、「サビに歌がない」という革命的な曲!(あそこをサビだと思ってるのは私だけかもしれないですが・・・)それにジミーにしては珍しい(?)ディミニッシュ系のコードを使い、ちょっとオシャレ。間違いなくナンバー・ワンです。

第二位 Down By The Seaside
 この曲は、ツェッペリンにありがちなミドルテンポな曲ですが、一番好きなのは後半のテンポチェンジの瞬間。でも前半の曲もエレピもギターもとても好きな演奏。

第三位 Night Flight
 個人的に音楽の好みだけで考えたらIn The Lightが三位かと思ったんだけど、なんか、わりと個性のないこの曲、癖になるんです。ツェッペリンにしては珍しくオルガン・メインの曲。その他ギターやドラムのアイディアはツェッペリンにしては普通の曲。とくに、ストーンズかよ!って突っ込みたくなるようなギターで5度6度を行ったり来たりするお決まりのフレーズも出てくる。でも意外に好きな曲。次の曲へのつながりがカッコいい。(次の曲がカッコいいだけかも)

第四位 In The Light
 そういうわけでこっちが4位。この曲はシンセが活躍する曲。なんかツェッペリン・ファンに言うとガッカリしてしまうかもしれないけど、Blackmore’s Rainbowみたい。でもボーカルのエフェクトやドラムのテンポなど、とてもツェッペリンらしい。ちょっと癖のあるリフもとてもジミーらしい。中期以降のツェッペリンの良さが沢山ある曲だと思う。初期に通じるギミックも沢山あるし。ハードロック部分じゃないチェンバロっぽいパートがいい曲だ。

第5位 Sick Again
 ココらへんはもうだいぶ順位は関係ないかも。この曲はハードロックだし変拍子だし、ツェッペリンの面白い方面の曲だと思う。一枚前だとOceanの役割というか。他の名曲に追いやられ、あまり印象がない曲だけど、ボンゾのバカみたいな8分音符連打のキックは聴きどころだと思う。

第6位 Ten Years Gone
 もう正直ココらへんから曲名言われても曲が出てこない。でもこの曲は結構好き。ジミーはこの頃きっとオシャレコードに、はまっていたんだろうと思われる。ドラムがすぐに出てこないアレンジがツェッペリンの良さだと思う。歌いだしとか声がちいさくて雰囲気が最高にいい。

第7位 Black Country Woman
 この曲とか、普段聴かないし、たまに聴くといいよね〜的な曲だと思う。ツェッペリンのアコースティック方面っぽい曲想だし。しかしこの曲、昔、拍の頭がずれたまま聴いてたなぁ・・・いつのまにかなおってしまった。そしてこの曲の好きなのは途中で出てくる四つ打ちのキック!四つ打ちの名曲ベスト・テンに入れたいナイス・ドラム。すごい影響を受けてる。これって、ジョンジーはマンドリンとかそういう楽器を弾いてるのかな?ベースが入ってないような。たぶんブルース・ハープはパーシーのオーバーダブだろうから、ベースを入れてないのはわざとだってことだよね。

第8位 Bron-Yr-Aur
 曲のクオリティからいけばこんな下位じゃないけど、やはり曲名とか印象に残ってないので、こんなものか。しかし、ギターソロ曲だと思うんだけど、聴き直してみるととてつもなく音が凝っている。ジミーの演奏も素晴らしいと思う。で、エフェクトも素晴らしいと思う。

第9位 Boogie With Stu
 これ、なんなんだろう。面白いっちゃー面白いけど、ツェッペリンのクオリティではないような気がする。個人的にはイアン・スチュワートも特に好きではない。

第10位 
 9曲しか入ってないでしたね。

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